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C1 Express

気になったモノや備忘録・日々考えたことなどについて書いていくマイペースなブログです。

歌川国芳の「金魚づくし」を立体的にしてみる




ちょっと最近、浮世絵に興味があって以前書いた国立国会図書館デジタルコレクションでも閲覧したりしていますが、その中でも好きなのが歌川国芳の動物を描いたもの。

国芳は風刺画や役者絵を規制する幕府の目をかいくぐるために人間を動物に代えて描き、浮世絵に隠された風刺を見つけては江戸の人々は喜びました。そんな時代背景があり、いろいろな動物が着物姿になっているのですが、今見るととても可愛らしい浮世絵に見えます。

その中でも私が好きな国芳の浮世絵がありまして、その名も「金魚づくし」というシリーズ。金魚をはじめとする水の中の動物が擬人化されて面白いおかしく描かれた浮世絵です。


今回は、「金魚づくし」シリーズの「酒のざしき」に描かれている金魚を1体、作ってみました。

【用意するもの】



羊毛フェルト(白・赤・薄ピンク…浮世絵を参考に必要な色をそろえる)
羊毛フェルト用の針
羊毛フェルト用の作業台
・要らなくなった厚めのカタログ、雑誌等
・カラーワイヤー
・手芸用わた


【作り方】
1. まず、土台を作ります。土台は発泡スチロールでもいいですが、私は手芸わたがオススメ。雫型に手芸わたを固めます。



2. 雫型の土台に白い羊毛フェルトを巻きつけて針で刺します。フェルトが薄くなる部分が出ないように注意。これで胴体が完成。



3. 尾びれの部分を作ります。薄ピンクの羊毛フェルトを板状にします。ちょっと団扇型になるように。



4. きちんと針で刺しておけばハサミで切っても大丈夫。国芳の金魚を見ながら同じような尾びれになるように切ります。



5. 胴体に尾びれを付けます。先に作った尾びれを付けてから模様の部分を足して、尾びれと隙間が出来ないように念入りに針で刺す。今回は羊毛フェルトだけで作りましたが、針金などを入れれば、きちんと立つようになると思います。



6. 尾びれ以外の胸びれなども作っておきます。浮世絵を参考にしながら4つのひれを白・赤・薄ピンクの羊毛フェルトを使って作る。



7. すでに(5)で付けた尾ひれとは別の尾ひれを針で刺して接着します。尾ひれで金魚が立てるようにバランスを考えて付ける。



8. ひれの付け根に色がある場合、写真のように先に羊毛フエルトを接着してから、ひれを接着していきます。色や位置については浮世絵の金魚を参考にしながら。



9. 頭のてっぺんから背中の部分は薄ピンクの模様があるので、先に模様部分にフェルトを付けてから、残りの胸びれを接着します。ひれの根元はしっかり針を刺して付ける。



10. (4)で作り、最初に接着した尾ひれにまだ赤い模様を付けてなかったのでつけていきます。(ちょっとあとからだと面倒なんですが…)




11. 口びる?部分も作ります。本当は浮世絵の金魚は口が開いてるんですけど、たらこくちびるっぽく付けました。



12. 目を付けたら、金魚は出来上がりなんですが、浮世絵の中で金魚が持っている花?を作ります。ワイヤーリングの時にも使った、カラーワイヤーを用意します。



13. 緑の羊毛フェルトを細くしてワイヤーに巻いていく。端の方はフェルトを2つに割って片結びにするか、針で刺して止める。別に作っておいた黄色い花を茎に接着して「花」完成です。



花を金魚に持たせて完成。




余裕があれば、1つの「金魚づくし」の浮世絵全体を作ってみたいですね。